遠隔患者モニタリング(RPM)プラットフォームに取り組むAthelas社がラウンドBで合計$132M調達
Athelas Inc.は、2022年1月31日に、$59.4Mの資金調達を実施したと発表した。これは2021年8月10日に調達したシリーズBの$72Mと合わせて$132Mとなる。8月の引受先はGeneral Catalyst で、1月の取引先は Tribe Capital (リードインベスター)、Sequoia Capital, YCombinator, Greenoaks, Human Capital, Initialized Capitalである。
新規/既存 | 引受先(8月10日分) |
新規 | General Catalyst |
新規/既存 | 引受先(1月31日分) |
新規 | Tribe Capital |
既存 | Sequoia Capital |
既存 | YCombinator |
新規 | Greenoaks |
新規 | Human Capital |
既存 | Initialized Capital |
急成長中のAthelas、資金調達でさらなるRPMプラットフォームの拡大を目指す。
Athelasは、アメリカ国内で最も急成長している遠隔患者モニタリング(RPM)プラットフォームで、病院、医療システム、小規模診療所が在宅で医療を提供し、収益を拡大するのを支援している。現在、同社の評価額は15億ドル以上となっている。
Athelasはデジタルヘルスケアの実現に必要なセンサーとソフトウェアのインフラを構築している。LTE 接続されたデバイスにより、臨床医は自宅で慢性疾患患者をモニターし、EHR に接続されたソフトウェアポータルから臨床介入を開始することができる。また企業の特徴として、医療供給者に対する初期費用はなしで、真にエンド・ツー・エンドのRPMプログラムを提供していることが挙げられる。
2021年にプラットフォーム上のアクティブな患者を10倍に増やし、数千の医療機関で4万人以上の患者にサービスを提供している。遠隔患者モニタリングサービスを提供している同社の製品には、高血圧、心疾患、免疫抑制、腎不全、体重増加、糖尿病などの慢性疾患が含まれている。今後資金調達を通してさらなる拡大が考えられる。
EHRについて
Electronic health recordの略。患者の紙のカルテをデジタル化したもので、EHRはリアルタイムで患者を中心とした記録であり、許可されたユーザーは情報を瞬時にかつ安全に利用することができる。
Athelas Inc.について
Athelas Incは、慢性疾患患者を自宅でモニターする技術を開発している。同社は、血圧、体重、グルコース、服薬アドヒアランスを管理するための各種センサーとともに、FDA認可の血液診断装置を配備している。
法人名 | Athelas Inc. |
所在地 | 160 S. Whisman Rd, Mountain View, CA 94041 |
代表(CEO) | Tanay Tandon |
設立 | 2016年6月 |
事業内容 | 遠隔患者モニタリング(RPM)プラットフォーム |
HP URL | https://www.athelas.com/ |