直近1ヶ月間の注目ヘルスケアニュースをおさらいしよう!

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直近1ヶ月間の注目ヘルスケアニュースをおさらいしよう!

本記事は、9月8日に開催しました直近1ヶ月のヘルステック領域のニュースを題材としたマンスリーレビューウェビナーをもとに作成しております。取り扱ったニュースとトークで出た注目ポイント・関連テーマを抜粋してお届けします。
次回10/6(木)開催予定のマンスリーウェビナーの申し込みは、こちらからどうぞ!

2022年8月の国内のヘルスケア業界の出来事のまとめ

なかでも、マンスリーレビューウェビナーでは太字の項目に関して取り扱っています。

  • 8/1 メドレー「CLINICS」にドコモ提供の「お薬手帳Link」が統合
  • 8/2 CureApp サワイとNASH領域の販売ライセンス契約を締結
  • 8/3 医療ベンチャーVarinos、シリーズCで6億円を調達
  • 8/9 エーザイとライフネット生命が資本業務提携
  • 8/9 メドピアがEPSとの資本提携およびEPSグループ会社を子会社化
  • 8/16 カーライルがCureAppに出資
  • 8/24 メディカルフォースがシリーズAで6億円調達
  • 8/26 Amazon Care終了へ
  • 8/30 厚生労働省による「ICT を活用した医科歯科連携等の検証事業」の実施報告が公開
  • 8/30 厚生労働省による「レセプト・健診情報等を活用したデータヘルスの推進事業」の実施報告が公開

8月 CureApp社の動向

CureAppは8月に主に3つの大きな発表をした。

  1. 8月2日にサワイとNASH領域で販売ライセンス契約を締結
  2. 厚生労働省中央社会保険医療協議会(中医協)が8月3日の総会で、CureApp(東京都中央区)が開発した高血圧治療用アプリ「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」の保険適用を了承
  3. 8月16日にカーライルよりシリーズGで70億円の調達

NASHの治療に新しい活路を見出すことに期待が高まる

NASHとは、ほとんどアルコールを飲まない人に発症する「非アルコール性脂肪肝炎」(nonalcoholic steato-hepatitis)であるが、現在の治療方針は食事療法、運動療法などの生活習慣の改善が主である。
サワイとNASHを適応疾患とした独占的開発権及び販売権を取得することでNASH治療に、生活週間の改善だけではない新しい選択肢を生み出す可能性に期待される。

カーライルから資金調達は海外展開を見越したものか?

8月16日に発表したカーライルからのシリーズGで70億円の資金調達の発表を受けて、CureApp社の上場は一年以上先になると考えた。調達先としてカーライルを選んだ理由は、将来的な海外展開を見据えているからだと考えていた。

8/9 エーザイとライフネット生命が資本業務提携

認知症領域に一番詳しいエーザイとしての立ち位置が重要である

エーザイは「認知症を一番詳しく知る企業」としての立ち位置で保険事業会社と組んだと考えている。今後他の提携事例が増えるかどうかは、その他の個別疾患で同じような立ち位置が増えていくかによると考えられる。

エーザイが積み上げている医師や病院との資産はプラットフォームの作成において明確な強みである

中期報告書にも記載してあるが、エーザイ社のプラットフォーム事業への力の入れ方には注目すべきだ。
エーザイ社にとっては、認知症疑いや認知症の患者さんに対する薬をMRさんの営業することでこれまで積み上げた、医師や病院の関係が大きな資産となっている。
この資産は大きな強みであり、これをいかにつなげていくかが今後のプラットフォーとしての盤石さを決めると考える。

8/24 メディカルフォースがシリーズAで6億円調達

メディカルフォースのカルテはサブカルテとして今後大きく伸びていくと考えている

メディカルフォースは、美容クリニックの現場業務を一気通貫で管理・連携することができるAll in One SaaSを提供しているが、中でも自由診療領域としてのカルテに注目すべきだ。
医師が使うカルテは一個のイメージがあるかもしれないが、眼科を筆頭に診療科によっては2つ以上使うことも多い。
自由診療領域が明確に伸びつつある一方で、保険診療だけでは立ち行かなくなっている現状の医療業界において、自由診療を新規導入するクリニックは多い。メディカルフォースがそういった医療機関の自由診療専門のサブカルテとして伸びていくと考えられる。

8/30 厚生労働省による「レセプト・健診情報等を活用したデータヘルスの推進事業」の実施報告が公開

それぞれのプログラムに貴重なデータが載っている

例えば、禁煙プログラムでの申込率、完遂率、禁煙成功率などはすごく貴重なデータだと考えている。
そもそもの申込率の低さは、健康保険事業の普及の難しさを物語っている。その他、各プログラムの費用感や金銭インセンティブなど注目すると大変面白いと感じている。

今回、注目した3つのプログラムはこちらの記事で取り上げています

上記リンクの「現在の日本政府でのバリューベースドケアへの取り組み」で取り上げているのでぜひご覧ください!

次回のマンスリーウェビナーは10/6(木)正午からです!

こちらのURLからお申し込みください!HDBチーム一同、お待ちしてます!!

京都府立医大6年生。アイリス株式会社のインターン業務、USCPA受験、研究室で論文執筆など医ンタープレナーとして楽しい日常を送ってます。趣味は、F1観戦とサイクリング。グルテンフリー6年目です。(Twitter:@Ogu_Yasuhiro6、Researchmap:https://researchmap.jp/OGURA-Yasuhiro)