2022年9月の国内ヘルスケアニュースをおさらいしよう!

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2022年9月の国内ヘルスケアニュースをおさらいしよう!

本記事は、10月6日に開催しました直近1ヶ月のヘルステック領域のニュースを題材としたマンスリーレビューウェビナーをもとに作成しております。取り扱ったニュースとトークで出た注目ポイント・関連テーマを抜粋してお届けします。
次回10/28(金)開催予定のマンスリーウェビナーの申し込みは、こちらからどうぞ!

https://healthtech-db-news-vol10.peatix.com/

2022年9月の国内のヘルスケア業界の出来事のまとめ

なかでも、マンスリーレビューウェビナーでは太字の項目に関して取り扱っています。

  • 9/1 キャンサースキャン 2021年度実績を公開
  • 9/1 Vitalogue HealthがSOMPOひまわり生命と業務提携、PREVENTは住友生命の新付帯サービスとして導入
  • 9/5 伊藤忠 東南アジア最大の医師プラットフォームのDocquity社の持分法適用会社化
  • 9/6 骨粗しょう症検診用AI医療機器を開発するiSurgeryが8000万円の資金調達
  • 9/6 日本を代表するマーケティング企業「刀」が高血圧オンライン診療事業に進出
  • 9/13 YOJOがPharmaXに社名変更、および5億円の資金調達
  • 9/20 楽天とアイメッドがオンライン診療における協業に合意
  • 9/28 Mediiが希少疾患の医療情報提供に関する取り組みでアレクシオンファーマと連携
  • 9/30 Craig 三菱UFJ銀行より15.2億円の融資
  • 9/30 凸版印刷とケアネットグループHHCが医療ビックデータの利活用で協業

9/5 伊藤忠 東南アジア最大の医師プラットフォームのDocquity社の持分法適用会社化

ドクイティは学会と連携していることが強みである

ドクイティはアプリを通じて、最新の医療情報の取得や、国を超えた医師同士の臨床経験の共有、意見交換ができるサービスだ。さらに250以上の学会と連携したアプリ上の教育コンテンツを通じて、各学会単位を取得できることが特徴で、伊藤忠とは2019年2月から資本・業務提携を行っている。

今後日本にも展開していくのだろうか?

今回の買収で、伊藤忠は日本での展開を考えているのかどうかは非常に注目すべき点である。日本はエムスリーを始め、既に多くの企業が存在しているが、大きく成長を見込むのが難しい市場でもある。伊藤忠がequity method適応になるほどドクイティに資本投入する本気度のワケは何なのか。あくまで東南アジアでの覇権を目指しているのか、それとも日本にも参入するのか、今後注目していきたい。

9/6 日本を代表するマーケティング企業「刀」が高血圧オンライン診療事業に進出

オンラインでの高血圧診療はなかなか伸びなかったが、「刀」のマーケティングに注目

高血圧e-メディカルの前身は2019年5月にスタートしたテレメディーズBPである。コロナ禍でオンライン診療のハードルが下がってきてはいるものの、決して予想通りの伸び方とは言えない。このような状況で、森岡毅が率いる「刀」がどのようにアプローチし、収益モデルを作り上げるのかが重要になってきそうだ。

9/13 YOJOがPharmaXに社名変更、および5億円の資金調達

PharmaXは他の薬局DXとは一線を画している

薬局は全国チェーンが存在するので、医療業界の中でもDXを進めやすい分野である。多くの薬局DXは薬局を自体を変えるところからスタートしているが、漢方薬から始まったPhamaXはまずユーザーの獲得という起点からリモート薬剤師を活用したSaaS+OpsでDXを目指す。
出資者のうちGCPはカケハシにも投資しており、医薬品販売分野へかなり力を入れていることが伺える。

ゴールをM&AではなくIPOに設定しているのではないかと予想

5億円の資金調達を行っているのでPharmaXの企業価値は20億円程度にはなっていると予想はつく。そこで問題となるのは同社の目指すゴールがM&AなのかIPOなのかというところ。社名を変え、事業も広げていることからM&Aは考えていないのではないか。ただし、IPO用人材が募集されていないため、IPOだと決めるのは焦燥である。将来的にIPOをするためには先に人材を確保し、少なくとも3年ほどの時間がかかる。今後の流れを注視するべきだろう。

9/20 楽天とアイメッドがオンライン診療における協業に合意

楽天の本格的なヘルスケア事業参入への足がかりに

楽天ではOTC医薬品のネット販売をしている程度である。また楽天メディカルに関しては楽天の名前はついているものの、グループ傘下ではなく、関連企業という扱いだ。
今回はあくまでポイントやアカウント連携の発表だったが、さらなる連携が進めば、楽天のヘルスケア事業に対する本気度を測ることができそうだ。

Healthtech DB編集部です。Healthtech DBは国内のヘルステック領域に特化したビジネスDBです。日々のヘルステック業界の動向に関する記事作成やウェビナー運営、企業・サービスに関するビジネスDBの構築を行っています。