AIメディカルサービス海外発の拠点としてシリコンバレーに米国法人設立(出典)
内視鏡検査AIを開発するAIメディカルサービスは1月19日、初の海外拠点としてシリコンバレーに米国法人を設立したと発表した。
同社は、日本において既に胃がん鑑別AIの承認申請を完了している。米国においては、現在開発中の内視鏡AIが、2019年11月に米国食品医薬品局(FDA)よりブレイクスルーデバイス指定(画期的医療機器/デバイス指定)を受けている。医療機関との契約に際して米国法人が必要であるため法人の設立に至った。
Healthtech DB: AIメディカルサービス社ページ
AIメディカルサービスについて(コーポレートサイト)
内視鏡の診断支援AIを開発するスタートアップ。現在の内視鏡検査においては、病変の見逃しやダブルチェックの負担などが存在している。同社はこのような課題に対し診断補助AIを用いることにより、より良い診断を実現しようとしている。
内視鏡検査は、もとより日本が世界と比べ先行しており、良質な画像が集まりやすい。また同社は開発スピードを高めるために、画像匿名化処理ソフトや画像仕分けWEBシステムを自社開発してきた。
同社の内視鏡診断支援AIの日本での承認申請は既に完了しており、販売に向けて準備が進められている。2022年1月には米国に現地法人を設立した。J-Startup 2021選出。なお、創業者の多田氏は自身で病院を経営している。
名称 | 株式会社AIメディカルサービス / AI Medical Service Inc. |
所在地 | 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目18-1 Hareza Tower 11F |
代表者 | 代表取締役 CEO 多田 智裕 |
設立日 | 2017年9月1日 |
資本金 | 58億円(準備金含む) |
事業内容 | 内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)の開発 |
URL | https://www.ai-ms.com/ |
Healthtech DB URL | https://healthtech-db.com/companies/61f326d9fa14dd870c89dcba |
アメリカ法人について
名称 | AI Medical Service America Inc. |
所在地 | 102 University Ave. Palo Alto, CA 94301 |
体制 | 代表取締役CEO: 多田智裕 |
設立日 | 2022年1月14日 |