AIを用いて妊産婦死亡率低下に取り組む米・Delfinaはシードラウンドで530万ドルを調達(日付.2022.03.09)
サンフランシスコを拠点とするデジタルヘルス領域のスタートアップであるDelfinaは、シードラウンドで530万ドルを調達したことを発表した。引受先はStory Ventures、SemperVirens VC、Bread&Butter Ventures、Goodwater Capital、MIT E14 Fund、Metrodora VC、SpringTime Ventures、他エンジェル投資家。
調達した資金を用いて臨床試験と市場導入を進める
同社はAIプラットフォームであるDelfina Careを提供しており、ここでは妊産婦、臨床医、EHRからの健康データを組み合わせることで妊産婦のリスクを予測および予防的に管理し、個別最適なケアを実現している。
今回調達した資金を用いては、産婦人科病院であるA&A Women's Healthでの臨床試験を進めるとともに、引き続きプラットフォームの市場導入を目指していく予定としている。
Delfinaについて
Delfinaは、AIを用いて母親と乳児の健康状態を改善することを使命として活動するスタートアップである。同社の取り組む妊産婦の健康は、国民や政府の関心が高まる領域でありながら、依然として米国の妊産婦死亡率は上昇し続けているという現状がある。
法人名 | Delfina |
所在地 | CA San Francisco |
代表 | Senan Ebrahim |
設立 | 2021 |
事業分野 | medical devices、augmented reality、surgery、computer vision、robotics |
HP URL | https://delfina.com/ |