資金調達ニュース:卵子凍結サービス等を提供するグレイスグループ、サイバーエージェントより約2.8億円の資金調達を実施

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資金調達ニュース:卵子凍結サービス等を提供するグレイスグループ、サイバーエージェントより約2.8億円の資金調達を実施

卵子凍結サービス等を提供するグレイスグループがサイバーエージェントより約2.8億円を調達(日付 2022.04.01)(ニュース記事

株式会社グレイスグループ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:勝見祐幸)は、株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋)より約2.8億円の資金調達を実施した。

これまで卵子凍結は主なターゲットである若年世代にとって金銭的負担が大きかった

卵子凍結は、体外受精のプロセスの一部を早めに行っておくことで、将来の出産確率を大きく高めることができる、安全性が確立された技術です。採卵技術の進化により、採卵時の侵襲性(体に与えるダメージ)も低減しており、麻酔を使うことで採卵時の痛みもコントロールが可能になっている。

 ですが生殖医療クリニックでの卵子凍結は、排卵誘発方法の違いや麻酔の有無、採卵・凍結する卵子の個数などによって、トータルの金額が大きく変わることから、特に若い世代において卵子凍結を検討した際に、金銭的負担がネックで決断に踏み切れないケースが多かったのが実情であった。

今回の調達をもとに、卵子凍結の門戸を拡大し、女性の妊孕性の啓蒙や情報発信を目指す

グレイスグループは、卵子凍結サービス「Grace Bank」と2022年4月15日にオープン予定の「グレイス杉山クリニックSHIBUYA」の運営を通して、卵子凍結の時間的・金銭的負担のハードルを下げ、若い女性の選択肢が増える社会を目指す。
今回の資金調達にをもとに、より多くの女性に卵子凍結という選択肢が届くよう更なるサービス内容の向上を目指す。
また、グレイス杉山クリニックSHIBUYAを情報発信の拠点として、女性の妊よう性についてのリテラシー向上に向けた啓発活動、情報発信も行う予定としている。

株式会社グレイスグループについて

法人名

株式会社グレイスグループ

所在地

東京都渋谷区

代表

勝見祐幸

設立

2020年

事業内容

卵子凍結サービス、オンラインカウンセリングサービス

HP URL

https://gracegroupjapan.com/

京都府立医大6年生。アイリス株式会社のインターン業務、USCPA受験、研究室で論文執筆など医ンタープレナーとして楽しい日常を送ってます。趣味は、F1観戦とサイクリング。グルテンフリー6年目です。(Twitter:@Ogu_Yasuhiro6、Researchmap:https://researchmap.jp/OGURA-Yasuhiro)