株式会社ヘンリーがシリーズBで7.3億円の資金調達を発表
2022年6月8日, 中小病院向けのクラウド電子カルテを展開する株式会社ヘンリーは、グロービス・キャピタル・パートナーズ、フェムトパートナーズを引受先とする第三者割当増資を実施し、シリーズBラウンドで7.3億円を資金調達したことを発表した。今回の調達で累計調達額は約10億円になる。
調達した資金は、開発規模や組織の拡大のために利用し年内で組織規模を2倍に拡大することで、メインターゲットである中小病院向けの電子カルテ・レセコンシステムの機能開発と、中小病院向け営業とサポート体制の強化を促進していくとのことだ。
クラウド電子カルテヘンリーについて
クラウド型電子カルテであるヘンリーは、使い勝手により良くするために操作性を重視して開発されている電子カルテとのこと。2021年3月より販売開始しており、現在、眼科、小児科、精神科で導入が進んでいる。
ヘンリーでは、使い勝手の良いUIにこだわっており、具体的には、カルテ機能とレセコン機能のシームレスな連携、保険組み合わせの変更の容易さ、カルテの入力枠という概念がなく自由自在に文章/会計情報/画像が貼れる点などに特徴があるとのこと。
そのため、「カルテの文章を書く」「写真を貼る」という行為が他のカルテと比較してスムーズに行えるため、画像を多く使ったり文章を多く記載したりする診療科において導入が進みやすいとのことだ。
株式会社ヘンリーについて
『社会課題を解決し続け、より良いセカイを創る』ことを理念に、社会課題を継続的に解決し続けるプロダクト・ソリューションを提供している。将来的には、民間企業として日本初のノーベル平和賞受賞を達成したいという目標を掲げている。
法人名 | 株式会社ヘンリー |
代表者 | 逆瀬川 光人、林 太郎 |
設立 | 2018年5月 |
所在地 | 東京都品川区東五反田2丁目9−5 サウスウィング東五反田 2階 |
事業内容 | 電子カルテ/レセプト会計システム “Henry” を開発・販売及び、コンサルティング事業 |
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