先週の国内市場ニュース: 小売業に向けた「品揃え最適化AI」をエクサウィザーズとスギ薬局が共同開発など

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先週の国内市場ニュース: 小売業に向けた「品揃え最適化AI」をエクサウィザーズとスギ薬局が共同開発など

株式会社クォンタムオペレーション伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)と業務提携契約を締結(出典

クォンタムオペレーションは伊藤忠テクノソリューションズと業務提携契約を締結し、CVCの「CTCイノベーションパートナーズ」から出資を受ける

今回の業務提携をうけ、クォンタムオペレーションでは非侵襲血糖計測デバイスを中心としたウェアラブルバイタルセンシングデバイスの研究開発のさらなる推進を行うとともに、ウェアラブル端末で取得したバイタル情報から将来の健康状態をAIが予測するヘルスケアプラットフォームの開発を加速させる。また、伊藤忠テクノソリューションズはバイタル情報から将来の健康状態を予測するアルゴリズムを開発する予定。

「非侵襲血糖計測デバイス」は糖尿病治療市場にどの程度のインパクトをもたらすか

矢野経済研究所の資料によると、治療薬と検査機器を含めた糖尿病市場の市場規模は6500億円程度とされている。(2019年)
検査・診断機器市場は、血糖自己測定器の価格競争やインスリンの処方減少による需要減に伴い、縮小傾向が続いている。非侵襲的なデバイスは血糖値検査機器市場においてどれほどのインパクトをもたらすのだろうか。

クォンタムオペレーション について(コーポレートサイト

医療分野におけるセンサーの開発を行なっている。今回のニュースにあった非侵襲血糖計測デバイスの他に、腕時計型パルスオキシメーターの「バインスタ」を開発している。(両者とも、「CES2021 JAPAN TECH @b8ta」および「CES2021」にて出典されている。)(出典
合計調達額は2020年1月時点で10.7億円。

伊藤忠テクノソリューションズについて(コーポレートサイト

コンピュータ、アプリケーション関連のコンサルティングやシステムの開発からアウトソーシングまでトータル・ソリューションの提供をおこなうシステムインテグレーター。伊藤忠商事グループの主要子会社。主にAIを扱うスタートアップに投資している。

小売業に向けた「品揃え最適化AI」をエクサウィザーズとスギ薬局が共同開発(出典

小売業における売場生産性の向上およびより良い顧客体験の提供を支援する「品揃え最適化AI」をスギ薬局とエクサウィザーズは共同開発すると同時に、スギ薬局で同AIの運用を開始

「品揃え最適化AI」は、数理最適化技術を用いることで、膨大な商品数から売上効率を上げる商品の組み合わせを自動算出できるようにする「品揃えパターン生成」機能と、過去の商品の購買情報を基に商品の代替可能性を分析し、カットしても売上に影響しづらい商品を決定する「代替可能性分析」機能の二つの機能により、小売業の目線に立った「最適な品揃えの追及」を実現する。(プレスリリースより)

エクサウィザーズの品揃え最適化AIは既存の競合他社との差別化をどう図るか?

商品陳列の最適化にはすでに多くのソリューションが存在している。例えば、アクセンチュアではAIを用いて商品の最適化を行なっている(出典)。また、コンビニエンスストアでは、優れたPOSシステムが機能している。「品揃え最適化AI」は旧来のものと比べてどの程度顧客体験や売り場生産性を変えるのだろうか。

エクサウィザーズについて(コーポレートサイト

AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する”という理念のもと、さまざまな領域でAIプロダクトの開発と社会実用化に取り組むことで、AIを通じた社会課題解決を目指している。AIプラットフォーム「exaBase」、介護スタッフの間接業務をAI × 音声入力でサポートするアプリ「CareWiz ハナスト」、家族介護の悩み解決をサポートするアプリ「CareWiz 家族支援」、5mの歩行動画から歩行者の転倒リスクをAIが解析するアプリ「CareWiz トルト」などを提供している。

スギ薬局について(コーポレートサイト

スギホールディングスの子会社。調剤併設型ドラッグストア「スギ薬局」、地域医療連携を推進する「スギメディカル」、ディスカウントストア型ドラッグストア「ジャパン」等を運営する。



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