株式会社吉田製作所
1906年11月に山中卯八 氏が借工場で独立・開業したことで創業し、1948年に株式会社吉田製作所を設立。老舗歯科機械メーカー、ヨシダグループの企業の中で最も長い歴史を持つ。事業は歯科医療機器の開発・製造など。1958年に日本初のエアタービン、1985年に業界初の炭酸ガスレーザーを応用した歯科医療機器を開発し、業界を牽引。そのほかに、歯科医院にあるチェア(ユニット)やレントゲン・歯科用CTといった画像機器、技工・設備機器などの開発も行い、歯科医院の先生に必要なものは「すべてYOSHIDAで揃えられる」ことを謳う。また、歯科医院の内装開発事業、予防歯科事業、歯科業界で培った技術を活かした永久磁石タイプのMRIの開発を行う医科事業、X線を使用せず、日本発・世界初となる非侵襲性の赤外線を使用する歯科用画像診断装置「オクティナ」の研究開発を行う。表彰・デザイン賞については、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)の「JIDAデザインミュージアムセレクション」に歯科用ユニット「エクシードシェーズ」が選定、2008年に財団法人日本産業デザイン振興会主催の「デザインエクセレントカンパニー賞」を受賞、「グッドデザイン賞」では17製品が獲得。