経歴
90年(平2年)九州工業大卒、松下寿電子工業(現PHC)入社。14年パナソニックヘルスケア(現PHC)取締役執行役員、15年取締役常務執行役員。
所属企業

PHCホールディングス株式会社
血糖値測定器など、医療機器等を扱うメーカーである。略称はPHC。
もともとパナソニックのグループ会社であったが、2013年9月よりアメリカのPEファンドであるKKRが80%を、パナソニックが20%出資する会社となる、その後三井物産も株主として加わっている。2021年9月時点で主な株主構成は、KKR(約48%)、三井物産(約21%)、生命科学インスティチュート(約13%;株式会社三菱ケミカルホールディングスの子会社で2019年8月にKKRおよびパナソニックから発行済株式総数の約13を取得し、生命科学インスティチュートと株式交換)、パナソニック(約11%)、LCA 3 Moonshot (約5%;コンシューマー領域に特化した米国のPEファンドL CattertonのSPC)、となっている。なお、三井物産は2021年10月に保有するPHCの株式の約半分を売却している。
KKRの傘下に入って以降、積極的にM&Aを進めており、2015年には独医薬品・化学大手バイエルの糖尿病向け医療機器事業BDCを約1400億円で買収している。パナソニックヘルスケアの製造した血糖値測定器は、20年来バイエルの販売網を通じて世界の顧客・糖尿病患者に売られてきた。この買収により製販の垂直統合を進め、糖尿病向け医療機器市場での競争力を高めようとしている。
2021年10月に東証一部に上場した。初値は公募価格3250円に対し、4%下回る3120円。この日の終値は2651円で、公募価格を18%下回った。

PHC株式会社
PHCホールディングスの100%子会社。
PHCbiは、医療機関や大学、製薬企業に対し、試料の保存から細胞培養、クリーンな研究環境の維持、再生医療の研究開発に至るまで、ライフサイエンス研究で必要とされる革新的な機器とサービスを提供している。
PHCbiは、研究・医療支援機器やサービスを通じて、110か国以上の科学者や研究者の皆さまを支援している。PHCbiのソリューションにはCO2インキュベーター、薬用保冷庫や超低温フリーザーなどがあり、試料の保存から細胞培養、クリーンな研究環境の維持、再生医療の研究開発に至るまで多岐にわたっている。また、調剤業務や病院での給食業務に関わる製品・サービスを提供している。
医療従事者やライフサイエンス研究者の皆さまを支援する機器やソリューションの提供を通じて、新しい治療法や薬、ワクチンの開発に貢献している。(コーポレートサイトを参照)
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